本日明け方、木星の観察にシーズン初挑戦しました。

5cm反射は焦点距離が300mmしかないので、HR-OR2.8mmを使っても107倍が限度。
自宅の45cmだと107倍が私の常用最低倍率なので、これくらいの倍率で惑星観察したことはありません。
でも覗いた瞬間、驚きで思わず声が出ました。
「大赤斑が簡単に判る!! 大きな縞はもちろんフェストーンまで、、。」
思い込みを防ぐ為、模様に関する事前情報を得ずに覗いたのですが、大きな模様は簡単に把握できました。

下の写真はニコン1コリメートです。
今回は動画を1分ほど撮り、約4000枚からスタックしました。
DSC_4570
高度があまり高くない為、気流はいまひとつでしたが、期待以上の写りです。
ニコン1の動画は1/100より早い露出になるのでISOを限界の6400まで上げましたが、ポスト処理の結果、眼視イメージに近くなりました。

詳細の観察は無理ですが、大きな模様の経年変化は充分捉えられますね。