ここ数日は小雲夕著「都会で星を楽しもう」を参考にしながら、主に2重星の観察をしています。
明るいDSOは全て記憶していますが、小口径向きの2重星はあまり知らないので発見が相次いでいます。
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この本は星座毎にお薦め天体が示してあり、ヘルクレス座で15天体ほど。
都会で楽しめるのがこの星座だけで15天体も!!結構ありますね。

でも口径5cmかつ東京のど真ん中では、有名な球状星団であるM13やM92はそらし眼で存在が判る程度であり、8等級よりも暗い2重星も判別が困難。

今回はこの本で紹介があった3つの天体がLovelyで気に入りました。

最も良かったのがρ(75番)星。この星は勇者ヘルクレスの左足の付け根のところにある4.5等星です。
これに5.4等星が4.1“離れて寄り添っています。ρ星が近くの2つの星とさんかく座を引き伸ばしたようなフォーメーションを作っていて、先っぽのρ星のまたその先に伴星が輝き絶妙な配置でした。(下の写真参照)
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部屋の中から窓を開けて観たのですが、気流の状態がとても良くてEthos 8mmの37.5倍でも分離しました。写真も綺麗に写っていますよね。これ、お薦めです。中口径でも楽しめるんじゃないかな。

他のLovelyな重星はヘルクレスの左手のところにある95番星と100番星です。
どちらも5等くらいの等光の2重星(95番星の方が伴星の距離が近い)で37.5倍で観る端正な姿がとても良かったです。これらは倍率が低めの方が良いですね。

ヘルクレス座には上述の3つよりも有名なα星、δ星、κ星もあり、2重星の宝庫ですね。

また、最初の写真のメモにも残していますが、うしかい座にも小口径で楽しめる2重星が結構あって楽しいです。