これまで紹介してきましたように自作の5cm反射望遠鏡は卓上経緯台/赤道儀に載せて運用しています。
また、イーソス等大型の接眼鏡対応で、コンパクトなミラーレスカメラ、ニコン1によるコリメート撮影も可能となっております。

2日ほど前に5cm反射望遠鏡に関するすべての部品(アクセサリー)を収納できる重箱の製作をはじめました。

材料は厚さ3mm、幅80mmのバルサ板。
やわらかいのでカッターナイフで削りかすや騒音も出さずに作業できます。
釘やネジは用いず木工用ボンドと得意の漆うるし風塗料の重ね塗りで強度・剛性を保つ予定です。

通常私は自作品の製造過程をあまり紹介しないのですが、いまどき百均でも購入できる軽量な重箱の自作記事は貴重だと思い、少しずつこのブログに載せることにしました。

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第1回目は重箱下段の内側の箱部分。ここには写真のように赤道儀とイーソス接眼鏡等を入れます。
高さ方向はホームセンターで購入したバルサ板の幅をそのまま使用したので、板の長さ方向だけカッターナイフで切断しました。
(超お手軽です)

Box_Sect

四角に組んだ板の下部に底板を貼っただけですので、このままで赤道儀の重さで底が抜ける恐れがあります。(上の断面図参照)
ですから通常の重箱によくみられるような側板2重構造で対処する予定です。