8/2()はネオワイズ彗星に続いて木星、土星、月を観察し、その後火星を観ました。

今回はその時に撮った火星の写真を掲載します。まだ高度があまり高くなく気流はかなり悪かったです。

 DSC_6569gg

現在の火星の明るさは-1.1等。木星は-2.7等ですから明るさの比は2.512^(2.7-1.6)=4.37

一方大きさはそれぞれ14.8秒、47秒ですので木星の面積は火星のちょうど10倍です。

単位面積で比較すると火星の方が2倍強(10÷4.37)明るいことになりますね。

 

これだけ明るければ5cmでの模様の検出も楽になります。(45cmだと倍率を400倍以上に上げるかフィルタを付けるかしなければ眩しくて火星の表面が見辛いですのですが)

Hi-Or2.8mm107倍で白い極冠が眩しいほど輝いていました。

また、火星の子午線付近の模様も黒く見えていました。横に長いSinus Sabaeus(サバの海?)は何となくわかりましたが、それ以外の模様の把握は難しかったです。