MAKSY60や自作の5cm反射といった卓上望遠鏡を用いた私の”快適”天体観察方法を絵にしてみました。
私は絵心が無いのでMS-Excelの図形(楕円や長方形)を使って描きました。へんてこりんですがご容赦ください。
基本的に毎日、会社から帰宅した時に天気が良ければ私の部屋の窓を全開にし、窓際に常設しているテーブルの上の望遠鏡の鏡にも風を当てます。
そして暗くなったら観察開始。座って星を観るのは楽で良いです。
頭が揺れると天体の詳細が見えなくなるので、望遠鏡を覗く時は手をテーブルに突いたり、頬杖を突いたりします。
テーブルが華奢だと100倍以上の高倍率の観察に不向きではないかというご指摘を受けたことがありますが、望遠鏡の剛性が高くてテーブルにガタが無ければ問題ありません。
私は団地に住んでいた時、25cmドブソニアンをベランダに出した2人用こたつの上に置き、300倍以上で天体を見ていましたが大丈夫でした。
住んでいるのが6階ということもあって夏に蚊が入ってくることは稀です。冬は窓を開けっ放しにすると寒いので、下半身はシュラフにくるまっています。
部屋の中なのでやろうと思った瞬間に寝間着や部屋着で星の観察ができます。
テーブルの上には電源に繋がった状態のPCやスマホ、マグカップやおやつとかも置けて超快適です。
前回のブログに書きましたようにニュートン式反射は特に低空を見る時には立ち上がる必要があります。
でも両手をしっかりテーブルに突けば腰への負担も最小限にできます。(その点、MAKSYはずっと座ったままで覗けるので最高です)
部屋からの星の観察のメリットは他にもあります。
それは街灯など余分な光が眼に入りにくいということです。昼間の金星等の観察の時にも太陽の光を回避しやすいです。
電視観望も容易ですね。電源はあるし夜露にもやられない。
私は手動で天体を導入し、一通り眼視で観察した後、記念写真としてCMOSカメラを使って撮影しています。その記念写真撮影は休憩のようなもので、気楽にのんびりやっています。
さてMAKSY60は今週末にキャンプ好きの長男に譲る予定です。
きっと彼が大切に使ってくれることでしょう。
長男とは2011年12月に月食を日本とシアトルから同時に観察したという面白い経験をしました。http://uto18.blog.jp/archives/1654580.html
これでMAKSY60に関するレポートは完結です。
分解能や収差について興味をお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、定量的な評価は得意ではないのでやめときます。
コメント
コメント一覧 (2)
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私もこれまで色々とやって来れたのも両親や妻たちのおかげです。
とも座の天の川はそれぞれの天体が存在感があって楽しいですよね。
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