昨夜は今シーズンで3本指に入るくらい安定した気流状態でしたので、17秒にまで小さくなった火星でもいろんな地形を5cmで確認することができました。

18時頃から観察開始し右端に明るい部分があることを発見。それが自転で中央に近づいてくると一昨日より南の方(下の写真の上方)にまで広がっているように見えました。
が、もともと黒い地形の濃度が低い場所なので黄雲なのか否かは5cm(180倍)ではわかりませんでした。
Cloud_on_Mars_1116

後でTaizoさんが撮影された画像を見ると確かに黄雲は南に広がっていました。上の写真のように一部の地形を覆っているというより地形の間に黄雲が入り込んでいるイメージですけどね。

黄雲は火星のオレンジの地形よりも輝度が高く、眼視でも目立ちますので、今夜も引き続き観察する予定です。