昨夜も部屋からゆっくり月面観察。一見シーイングが悪かったのですが、長時間観察を続けていると改善する時間があったのでその時に細かい地形を観察することができました。
Moon_235444

最も面白かったのが上の写真のRabbi Levi。結構ユニークな名前ですね。中世のフランス系ユダヤ人の学者名だそうです。
目を凝らすと小さなクレーターが浮かび上がってきました。望遠鏡のみならず部屋の温度順応もしっかり行った成果です。

それからStiboriusも上弦の頃と全く異なる表情を見せていて興味深かったです。

いつもと同様、Hi-Or2.8mmを取付けた180倍オーバーで観察したのですが、この写真よりも遥かに明るくコントラスト高く詳細が見えていました。
私の撮影が下手ということもありますが、眼視の方が良かったです。
MOSカメラを使ってPC上に大伸ばしした像も悪くはないのですが、眼の方がカメラより瞬間的な好シーイング状態把握ができたのだと思います。