昨日は結構早い時間に部屋の中から月齢13の月を観察しました。
用いた機材は5cmF10  焦点距離500mmです。

月面南西部の巨大なクレータのところが秤動で地球に向いていた為、いつもより巨大さを認識することができました。
写真はこれ
Moon_181920
気流が悪くて少し眠い画像ですが、眼視イメージに近いです。

中央やや下にSchickardが見えています。大きさは200km
最も印象的だったのが写真上部の大きさ300kmの超巨大クレータBailyです。
英語読みですとベイリーですが、名前のもとになった天文学者はフランス人なのでバイイとかベイイといったように発音するのが良さそうですね。
Hi-Or2.8mmの180倍で内部の地形がよく判りました。

それから写真の右下コーナー部に写っている複雑なクレータがVallis Bouvardです。これも284kmと大変大きいです。
このあたりの複雑な地形はずっと見ていても飽きませんでした。

因みに昨夜の秤動はこんな感じでした。
Libration127
1月27日と書いているところが地球に向いています。