銀河の腕を観る企画の第2弾は通向けの渋めの天体です。

まずは大熊座のNGC3184
IMG_4554
大きさ7.2' x 7.4'の綺麗な円形状のフェイスオン銀河。
あまり有名ではありませんが、私は45cmで比較的容易に腕を確認しています。
拡大画像はこれ↓
n3184aab

反時計回りの腕が明確ですよね。
空の良いところで再会したくなりました。


次は超お薦め天体、おとめ座のNGC4535です。
場所はM49から1度のところです。
n4535a
綺麗な"S字"ですよね。
東京、5cmでもこれだけ複雑な様子がわかるのですけどあまり有名ではありませんね。
S字の確認には空の良いところでも40cmクラスが必要ですから仕方がないでしょう。


さて、5cm反射の簡単なギミック紹介。
IMG_4473
カメラレンズでも同じですが、フードを付けたままだと鏡筒が長くなりますよね。
ですから運搬の時は外して胴体に嵌めています。
赤い蓋がはめ込み式である為、外れやすいのでこれで外れ防止にもなります。