昨夜も肉眼でレグルスがギリギリの空でしたが、半世紀前の50mmF1.4を一段絞ったF2.0による電視観望を少しだけ行いました。

花粉が部屋に入ってくることが嫌だったので窓ガラス越し、しかも50cm横にあるテレビをを見ながらの観望。
thru_w_M44a
2秒×150回のStackです。赤道儀は使っておらず、固定撮影ですが結構よく写っていますね。
もちろん視野の端はStackされずに黒く潰れてしまいましたが、、。(トリミングしてます)
拡大すると星像が汚いのですが、私は許容範囲内。

続いてしし座のトリプレット。合計382秒のStack。
thru_w_m65_fix_f2
拡大して少し暗いところでご覧ください。
口径10cmで眺めたのと同じくらい見えていますよね。
窓ガラス越しで追尾もしないのにこれだけ写ったのにびっくり、、。

カメラレンズをお持ちの方なら望遠鏡・赤道儀がなくても電視観望ができちゃうんですよね。
素晴しい写真をご覧になっている方にはショボいと思われるのでしょうが、、。

広角~標準ズームレンズを用いるか、私のように角度計導入からのスターホッピングができれば自動導入架台も要らないと思います。

こういった方向性も特に若いお金のない方々に良いんじゃないかな。