昨夜は薄雲が出ていましたが、部屋から月の観察だけはできました。
月齢16の月、、。
Capture_00002a
これまでFireCaptureというソフトを使っていましたが、私の能力では色の補正ができなかったので今回はSharpCapを使用しました。
モノクロ版です。
月面南部から東部の欠け際のクレーターがたくさん写っていますね。

興味深かったのが、上の写真に示したPontecoulantとBoussingalt付近。どちらもフランス人の名前で前者は天文学者で後者は化学者特に農業の分野で活躍された人だそうです。

大きなクレータが重なっていて、隕石衝突のエネルギーが感じられますね。
うーん、、。正面から観てみたい、、。


ところで昨夜はCP+でSamさんがあっという間に星のアライメントを取ってM42やバーナードループを見せてくれたのに感銘を受けました。手際の良さが半端ない!
いやあ、素晴らしかったです。

プレゼン中に月齢16でもこの写り、、。なんて話がチャットで出ていましたが、電視観望が月明りに対してはそれほど強いわけじゃないと思います。
月光のスペクトルというのがなかなかネット上で見つからないので私見ですが。

フィルターやCMOSカメラは、光害を充分に排除できることをスペクトルが示していて、加えてそういった結果を私も得ており、充分に満足していますけどね。
因みに私のシステムでは、これまで紹介してきたようにQBPやIR640フィルタを使っても満月の影響をあまり排除できていません。

喧嘩を売るつもりは全くありません。ただ月明りを排除する方法があれば教えて頂きたいです。