昨夜は久々に透明度が高く、電視観望を充分に堪能することができました。

観たのは主にAlivinの本から選んだ銀河トリオですが、今回紹介するのは、寝る前に結構感動したこと座の散開星団NGC6791です。

場所はこと座とはくちょう座の境界付近。写真は5cm反射で20分ほどスタックしたものですが、明るい部屋でご覧になってもわかるように写真の明度を高めています。（電視観望中はテレビを付けていますが、部屋を暗くしているのでこれより画面の明度を下げています。）

16'の大きさに同じような明るさの星が結構集まっていますね。ばらけた球状星団のようでお行儀が良いです。
星団を構成する星は80億歳。高齢ということで有名だそうです。
この星団までの距離は約4000パーセクです。（パーセク使うと少し通っぽく見えるので、これで表現してみました。）光の速度では13000年です。

等光の2重星や赤い星も含まれているので空の良いところで大きな望遠鏡で観察してみたいです。
（おすすめですよ）

それにしても球面鏡のF4反射にしては星像が綺麗で気持ちが良いです。