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Blue Angels at Seattle

カテゴリ: 5cmで重星観察

一部の方に注目して頂いている5cm反射望遠鏡については、ちょうど1年前に自作することを決意し、2020年に入ってから集中的に製作・それによる天体観察を実施してきました。その様子は本ブログに載せておりますが煩雑なため、ここでリンクとともに時系列に沿って表にまとめる ...

5cmF10反射望遠鏡とCMOSカメラの威力で、5cmのテスト星とされていること座ε(ダブルダブル)の動画を得ることができました。鏡換装前のF6の時は分離を確認するのに集中力が必要でしたが、F10の鏡は楽勝。この差は口径比というより最高倍率(107倍vs180倍)のような気がします ...

都会でも楽しめる天体の一つが重星ですが、比較的容易に分離できる重星をしっかり観察、訓練することによって、口径の限界ぎりぎりの重星を捕獲する能力が磨かれていきます。例えば下の写真のこうま座ε星。これは主星AとBとの角距離が0.7秒と小さく、5cm程度では歯が立ちま ...

昨夜は好シーイングを期待して月の観察に臨みましたが、気流はいま一つ。強風でかつ透明度も低く、期待外れでした。この時撮った写真は次回に紹介します。これでは満足できないので、深夜にまだ写真撮ってなかったイルカ座γ星(2重星)の観察をしました。5cm反射にEthos8mm( ...

天リフの山口さんも2重星の観察を勧めておられましたが、私が今、小口径望遠鏡のユーザーに最も勧めたい天体が下の写真のおとめ座γ星(ポリマ)です。地球からの距離は38光年。いつもの5cm反射を使い、Hi-Or2.8mmにニコン1を覗かせたコリメート撮影しました。jepg撮って出し ...

ここ数日は小雲夕著「都会で星を楽しもう」を参考にしながら、主に2重星の観察をしています。明るいDSOは全て記憶していますが、小口径向きの2重星はあまり知らないので発見が相次いでいます。この本は星座毎にお薦め天体が示してあり、ヘルクレス座で15天体ほど。都会で楽 ...

先日の部屋の中からの2重星観察でこと座ε(ダブルダブル)の分離に成功しました。5cmのテスト星ということですが、超簡単でした(眼視のみですが)。下の写真は昨年、世界一大きなコンデジであるニコンP1000で撮ったものです。このカメラは口径が67mmあるので余裕の筈ですが ...

3月10日のブログでしし座γの見え方に関する説明をしましたが、今回はニコン1でコリメート写真を撮りましたのでその紹介です。まるで絵に描いたように美しいですね。伴星の離角が4.8秒と有名な他の重星(各種アルビレオやコールカロリ等)より主星に近く、ある程度の高倍率が ...

先週の公園での星の観察時は気流の状態が良かったので、リゲルの伴星にチャレンジしました。ジフラクションリングが時々途切れ、一部がキラッと光るのを伴星と間違えること多数。自動追尾で視野内の方位が判らないようにして、伴星っぽいものを確認できた後に追尾を止めて方 ...

昨夜も公園で星の観察。以前より暖かくなって快適でした。花粉もそれほど飛んでないし。三脚はカーボンのトラベラーを使っていますので、コンパクトかつ軽量で運搬も苦になりません。光軸合わせも自作のツールのおかげで1分以内で完了。下の写真はミザールです。(小さくてす ...

昨夜は薄雲がかかり、厚い雲が空の殆どをカバーするコンディションでしたが、公園で美しい2重星を観ることはできました。予定していたかんむり座やヘルクレス座は駄目でしたが、、。写真もついでに撮ったので、3つのアルビレオ(本家であるはくちょう座β、Winter Albireoで ...

春霞の影響で、ここ東京では肉眼で1.5等星を見るのにそらし眼が必要な状態が続いていますが、寝る前に少しだけ5cm反射で窓ガラス越しに星を眺めています。着替えなくて良いし、寒くないし、超快適。カーテンを開けて、上の写真の望遠鏡をテーブルにセット(ただ置くだけですが ...

昨夜は気流の状態が良く、5cm、24倍でトラペジウムが楽に4つ見えました。その後大好きないっかくじゅう座β星(3重星)を同じく24倍で導入。この低倍率でもAとB(離角7秒)が分離しているのがはっきりわかりました。倍率を3000円のOR6mmの50倍に上げると、そこには小さな3重星 ...

都会で5cm望遠鏡を使って天体を楽しむ企画の第3弾はしし座γ星です。先週金曜の月と金星、天王星の観察の後にいくつかの星雲・星団・2重星を観ましたが、この天体が明るくて見ごたえがありました。下の図はその時に107倍で観察した時の様子を再現したものです。(スケッチの道 ...

都会で5cm望遠鏡を使って楽しむという企画の2回目はアンドロメダɤという2重星です。秋のアルビレオと呼ばれるほど色の対比が美しい。上の写真はコンパクトデジカメP1000で撮ったものです。春や冬にもアルビレオの愛称がつけられているものがありますが、それら2重星の離角 ...

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