light_bucket_18のblog

Blue Angels at Seattle

カテゴリ: 天文観察テクニック

昨日端材で作った部品は、サンディング及び塗装を施し完成しました。使う時はこのようにします。この赤い椅子のような形状の背もたれの部分に風呂敷を結んだ部分をひっかけます。もうおわかりですね。作ったのは鏡筒のバランスを取る為のウェイト搭載用フックです。で、ウェ ...

5cmF10反射に挿して125倍で満足できる見え味を確認した後、コンパクトな5cmF4金コート反射で試してみました。2倍バーローを使ったので倍率は150倍。その時のiPhoneコリメート写真がこれ。この鏡は球面なのですが、F10バージョンに負けないくらい解像していますよね。透明度、 ...

Stellavue EUW 4mmm アイピースを取付けた5cmF10反射を近くのビルの屋上に設置されたクレーンに向けてみました。倍率は125倍。雨上がりでやや霞んでいることに加えて地上からの上昇気流で観察には我慢が必要でしたが、かなりの良像を得ることができました。下はiPhoneコリメ ...

Stellavue EUW 4mmm アイピースについて、これから数回に渡り語っていきます。まずは、開封直後の写真から。テレビューのアイピースの箱にも似ていて高級感がありますね。強度・剛性が高く、しかも軽くて良い感じです。(高評価1)外観はこれ全長はEye Guardを除き92mm。ア ...

最近知り合った高校生へのお土産を買う為に本屋に出かけ、見つけたのがこの本。この本、凄いんです。まず、写真がとっても美しい。それから天体観察するのに必要な知識(天体のことや機材のこと)などが詳しく記載されているのです。しかもかなり新しい情報が、、。ネットで ...

下の写真が重箱ドブの組立状態です。シンプルでちょっとかっこいいかも(自画自賛!)昨日紹介した部品も見えています。それは、、。鏡筒を支えるロッカーボックス(Cradle)です。重箱の中段を使った台の上に配置させ、スリット部分に鏡筒底部の角を載せて使います。ロッカ ...

先日のZoom会議で接眼鏡が曇り対策についての話がありましたが、私はこんなことしています。①ポケットに入れる下の写真は米国で購入したアストロジャケットで、カメラマンベストの様に多数の接眼鏡を保持できます。このジャケットを上着の上に羽織った場合でも身体の温度に ...

お待たせしました。Zoom会議「接眼鏡の水たまりでちゃぷちゃぷしましょう」は、9/9(金)21時から開催いたします。接眼鏡の水たまりって下図に示す通り種類が多いですね。でもこの図に縛られることなく何でも語ってください。もし、深夜12時を回っても終わりそうにない場合は後 ...

9月の接眼鏡に関するZoom会議はかなり盛り上がりそうですね。接眼鏡に関する沼は鏡筒や架台ほど深くなく、購入する際に置き場所の確保や自家用車の買い替えも必要ありません。(一般的に)ですから私は水たまりと呼んでいますが、一見底が見えていても深い時があります。しか ...

次回のZoom会議は8月をスキップして9月の満月の頃に実施する予定です。お題は「接眼鏡」"Your eyepiece is half the telescope, use the best -- Tele Vue"という有名な広告があるほど重要なものですよね。私は普段、アイピースと呼ぶことが多いのですが、「接眼鏡」というク ...

今回は結構細かい内容の独り言です。下の写真は以前に私が褒めちぎったMAKSY60という望遠鏡です。シャープさは私の5cmF10に僅かに劣りますが、コストパフォーマンスがとても高くてお薦めです。ただ、1年前にこれをGetした時に同時購入したファインダは駄目でした。理由は何だ ...

これまで紹介した通り、ここは南の見晴らしが最高ですので、カノープスが没時刻の何分前まで見えるのか注意深く観察してみました。因みに当日のカノープスの没時刻はiPhoneアプリであるSkySafariによると3:09。SkySafariは大気による光の屈折に伴う見かけの天体の位置のずれ ...

この企画もとうとう最終回です。今回はこれまで述べたことを復習しながら月や惑星の詳細を把握する為の私の木星を使った訓練方法について紹介します。 ①観察前の準備私は夜の天気が良さそうなことがわかったら、日没前に望遠鏡をバルコニに出して外気に慣らしておきます。太 ...

3~4回と思って始めたこの企画も8回目。今回はSky&Telescope誌の執筆者Alan MacRobertによる2006年の記事から興味深い内容をピックアップし、私の経験に基づく意見を加えていきます。①シーイングが良い場所気流が良いところは広い平野とか涼しい海に面する山の頂上付近です ...

今回はシーイングに関する認識の話です。日本では日本天文学会による天文学辞典(以下参照)のシーイングに関する説明がミスリードしているように思います。「大気ゆらぎによる星像のぼけ具合の大きさをシーイングと呼び、星像直径を角度秒単位で測る。日本国内の天文台では ...

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